2023年11月21日記載
⭐PART⑪
もちろん人間の歴史も暴力三昧である。
生きるために、子孫を残すため、自分自身のために、手っ取り早く奪うため、支配するために、欲望を満たすために、暴力行為をしてきた歴史。
でもむしろそれは自然なこと。普段の生活をほんの少し考えてみても… そうなんですよ。
食料確保なんて全て、である。ブタや牛の肉を毎日食べる。魚を釣って食べる。野菜も果物も…
縄張り争いもそうだ。住み良い水の豊富な平野は、人間が他の動物を追い払って占領している。
そして同種同士の殺し合い。戦争なんて愚かな行為をするのは人間だけだ!なんてよく言うが、そうでもない。他の動物にしても日常茶飯事。
オオカミは、縄張りに侵入したよそ者のオオカミを容赦なく殺してしまうらしい。また、
クマやライオンには、自分の子孫を残すために、オスが子連れのメスの子供を殺してしまう『子殺し』の習性。可愛いミーアキャットも… らしい。
ため池にて、魚を食べ尽くしたブラックバスは共食いをするらしい。他にはタチウオも共食いをする。その習性を利用したタチウオに似せたルアーがある。確かカメレオンもそうだったかな。そう、
ホントに枚挙にいとまがない。
全ての種なのかは知らないが、少なくとも人間だけじゃない。地球上の存在する生命にとって『同種同士で殺し合う』なんて普通のことなのだ。
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