私流歴史話3①
2024年8月21日記載
久し振り登場の私流歴史話。
まあまあ歴史好きの私。ネタはないかと、いつもアンテナを張っていました。
ネタは少し微妙ではありますが、
歴史上の人物で自殺した人って、ほとんどいないのではないか?という内容です。
最初は日本史の人物で考えます。
以下の①ー③は自殺ではあります。でも現代の感覚である『してはいけない』自殺ではないので除きたいと思います。
①戦いで負けて自殺した人
例えば、壬申の乱の弘文天皇、壇ノ浦で入水した安徳天皇、戦国時代の浅井長政、戊辰戦争での白虎隊、戦前の首相近衛文麿など…
②政治闘争で失脚して自殺した人
例えば、大化の改新での蘇我蝦夷、奈良時代の長屋王、豊臣秀吉の元後継者の秀次など…
③殉死を遂げた人
明治天皇崩御にて、殉死した乃木希典夫妻が有名だが、歴史上の人物では他にいない。
戦いや政治闘争で敗れて、殺されたり処刑された歴史上の人物は多い。あっ!それと暗殺された人も多い。でもその他では、寿命の長い短いは別にして、ほとんどが病死である。
そうか… 事故死ってのもないかな。
鎌倉時代の源頼朝が、馬から落ちた怪我のために死んだってのがあるくらい。
②へ
私流歴史話3②
2024年8月22日記載
でも明治以降の近代では、
芸能人や小説家などに、現代で云う自殺した人が結構います。小説家では、芥川竜之介や太宰治に川端康成など、1970年に衝撃的な割腹自決をした三島由紀夫もそうである。
芸能関係は最近でもかなり多くいる。
古くは松井須磨子。明治から大正時代に女優や歌手として活躍したが、夫の病死を苦に、首吊り自殺を遂げている。
近代以降の芸能系の人物には、
現代で云う『してはいけない自殺』を遂げた人がかなりいる。でも近代以前では、私の知識の限りですが思いつかない。
実際は自殺だったとしても、記録上には伝わっていないのか?絶対数の少なさからなのか?少なくとも私には思いつかないのです。
世界史に目を向けて見ます。
ピストル自殺した絵画家ゴッホ、そして毒ベビで自害したクレオパトラが有名です。
ゴッホは近代の芸術家。クレオパトラは政治闘争で負けた人になるでしょうか。
少しですが私の調べた限りでは、
日本史と似たような傾向にありそうで、近年を除けば『してはいけない』自殺を遂げた歴史上の人物は、ほとんどいないように思います。
という話でした。
もちろん確信はありません。ただちょっと人に尋ねても私のように思い浮かばない。
ので、ブログにしてみました。
いずれにしろ、如何なる理由があろうとも、自殺はいけないことだと私も思います。