2024年9月5日記載
一言で言えば… 強過ぎる。
特に見せ場もなく、終わってしまった。
4団体統一王者井上尚弥の、的確で強烈なショットと鉄壁のディフェンスの前に、挑戦者ドヘニーは何もできなかった。
最後のシーンも… 見ててツライくらい。
ボクシングの世界戦の舞台。どんな形でも日本人が勝てば、場内は盛り上がるのに…
全然盛り上がらないって…
井上本人も、ほとんど素の感情だし…
技術も戦略も経験も全て相手より上。
それを普通にこなし、証明しただけに思う。
ボクシングの世界戦の舞台で、
なぜこんなことができるのだろう。とんでもなくすごいこと。次元が違う。なのに…
全盛期のマイク・タイソンの試合は、
最初から相手がビビっていて、気の毒にも感じた試合もあったが、会場は盛り上がった。
世界戦の舞台で勝ったのに、その場にいる全ての人が盛り上がらない。
ドヘニーは間違いなく強いのに… だ。
もはや漫画の世界である。
はじめの一歩のリカルト・マルチネスの試合を読んでいるかのようだ。
やっぱり早くフェザー級で、と私も思ってしまいますね。ホントにすごい!