2024年12月4日記載
日本の人が住む近辺の川には、
自然のままの川がほとんどない。特に小川は街中に限らず田舎でも、コンクリート張りである。私の子供の頃からそうでした。
大きな一級河川も同様です。
私の住む徳島県には、吉野川や那賀川水系で368河川ある。また二級河川は、勝浦川、海部川など39水系129河川ある。
その全ての河川で、大雨による氾濫や土石流など水害対策のために、コンクリート壁や土手などで治水工事がなされています。
吉野川や那賀川の下流部は土手が多い。
土手の内側は河川敷があり、自然に近い環境ではあるが、道路があり車が走っている。野生動物が行き来し難いことに違いない。
那賀川の下流域(徳島県阿南市)
広大な中洲もあり自然豊かである。コサギやカモメがたくさんいた。ただし河岸の一部はコンクリート張り作業の真っ最中。
テレビの自然や動物を扱った番組で、
都会の河川敷は自然豊かで、多くの野生動物が生息しているなんて観たことがある。
でも昔に比べれば… でしょうか。
都会に進出して適応したタヌキにキツネ、ハトやカラスに鷲や鷹など… でもそれって、
健全な自然界の姿なのか?違うよな…
どう考えても表現しようとも、自然は不自然で危機的な状況だと思ってしまう。でも、
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