Amebaブログに投稿
2025年7月31日記載
先日NHKスペシャル
『K2未踏ライン』
平出和也と中島健郎の軌跡
を視聴しました。この番組冒頭にて、
この2人の登山家が事故で帰らぬ人に、とのナレーション。どうしようか… でも最後まで観ました。
明るく頑張る2人の登山家、自宅での家族団らんの様子、インタビューでの決意と不安、頻繁に起こる雪崩や氷河にクレパス、今にも崩れそうな巨大な氷塊に、急斜面の雪の壁を進む映像… そして、
未だ人類未踏のK2西壁への挑戦。
何とも言えない気分で、いつしか惹き込まれて、こんなの無理だろうと思い、中止すれば良いのに、結果は知っていても、最後まで視聴しました。
プロ登山家は常に死と隣り合わせ。
どんなに努力しても、実力を高めても、どんなに準備しても、経験を重ねても、山登りが好きでも、
雪崩や落石、天候不良、自然の脅威…
襲ってくれば、積み重ねた全てが無力化する。そうなればもう、どうにもならない。なぜだろう…
危険を伴う冒険に人は惹かれる。
全てが完璧でも、幸運がなければ成し得ない冒険に、人はどうしても惹かれてしまう。私も… だ。
現在も過去も、そして未来永劫、
いつまでも続いていくんだろうな…