2022年8月10日記載
ここは吉野川の河川敷。
橋の検査の警備で来ています。橋の下は日陰で風もかなり吹いている。暑いが快適。
仕事内容は作業車の周りに人が近づかないようにする。でもそんなに人はいない。
一言簡単な仕事である。
しかし手を抜くことはない。簡単だから、逆に手を抜いてはいけないのである。
警備の基本は立って何もしないこと。
作業員はしっかり仕事をしている。敬意を払う意味とスムーズに業務を遂行出来るように警備することが大切である。
とは言えど… 暇だな…
写真には野球の試合が写っている。
高校生が練習試合をしていました。このクソ暑い中、よく野球なんて出来るものだ。
この野球部員たち、昼休みは橋の下の日陰に来て昼食を食べていた。試合の後もそこで素振りなど練習していた。
作業現場近くだったため、
少し話をしたが、シャイで真面目な好青年たちばかり。私にはなかった青春である。彼らと接するに日本の未来は明るいのだろう。
それにしても… 暇だな〜
現場付近は雑草がたくさん生えている。
カラーコーンを置いたりするとき、そこに足を踏み入れる。するとバンバン飛び出る虫がいる。ショウリョウバッタである。
私の歩く先から無数に飛び出るバッタ。
逃げようと必死だ。まだ羽根の生え揃わない幼バッタもピョンピョン跳ねて逃げている。
気持ちは分かるけど…
ショウリョウバッタはミドリ色や枯れ葉を模した色をしている。擬態である。しかし飛ばなければ分からないのに… な。
じっとしていればまず分からない。
なのになぜか飛んで逃げる。そして着地した付近を見れば、簡単に見つけられる。
そして結構簡単に捕まえられる。
写真はそんな感じで捕まえたショウリョウバッタのメス。メスはオスより大きい。
もちろん昼休みに捕まえました。
オスは飛ぶときパチパチ… と音まで出す。
ショウリョウバッタは別名チキチキバッタとも呼ばれるそうだ。なぜ音を出すのでしょうか?出さなければ分からないのに…
擬態の意味分かっているのかな?
わざわざ自ら簡単に捕まえられるかのように自己をアピールするバッタたち…
『バッタの怪』いつ以來かのバッタとの戯れにそんなことを思いました。
なんせ… 暇だったのでね…