Amebaブログに投稿
2022年8月25日記載
最近はトンとしていない。
思い出せば、小学生の頃よくしていたとの記憶がある。雲を眺めることだ。
芝生のような草原や公園で座ったり、時には寝転んだりして、しばらく空に浮かぶ白い雲の一つだけをじっと眺めている。
するとしばらく後その白い雲は、なにかの形に見えてくる。例えばゾウだったり、麦わら帽子だったり…
あっ… 〇〇〇だ… しばらく眺める。
一度瞬きする。するともう〇〇〇には見えなくなる。瞬きが悪かったのかな。今度は瞬きしないようにしよう。
次に備えて、瞬き瞬き… おっと!
別の手頃な雲がやってきた。またじっと眺めてみる。しばらく後今度は△△△に見えた。今度は瞬きしないぞ!
でも時間が経つと、
雲は形を少しづつ変わり、やっぱり△△△には見えなくなってしまう。
一度見えなくなってしまうと、どうしても元の△△△には見えなくなる。では同じ雲を別のなにかに見えないかと眺め続ける。
でも不思議なことに、一度なにかに見えてしまった雲は、いくら眺め続けても別のなにかに見えることはないのである。
薄っすら草の香りを添えて、少し遠くなった子供の頃の記憶からの一皿… である。
ブログ作成時に撮った雲の写真