国内男子ゴルフの衰退 23年6月6日
WBCは書かなきゃ! 23年5月9日
ボーリング人気復活! 23年1月30日
モンスター井上尚弥 23年1月1日
永久保存のW杯決勝戦 22年12月24日
イニエスタに会う 22年11月13日
フロイド・メイウェザー 22年9月30日
バンビーノの呪いが… 22年4月15日
国内男子ゴルフの衰退
2023年6月6日記載
*ブログで5回に分けての掲載分を、編集してまとめました。
最近の国内男子ゴルフの衰退は、悲しい限り。どうしてこうなったのだろうか?
昔はAONというスター選手がいた。
青木功に中嶋常幸。そしてジャンボ尾崎は徳島県出身、90年代は無敵の強さを誇っていた。
それぞれに個性があり花がある魅力的。
当時はゴルフに興味はなかったが、土日暇だとよくテレビを観ていたものである。
逆に女子ゴルフは隆盛の一途。
さすがに最近は頭打ち感もあるが、国内男子ゴルフをはるかに凌駕している。
次々に若手スターが誕生。
国内女子ツアーは3月から11月まで目白押し。賞金額も高額になり、女性のスポーツとしても一番の人気を誇っている。
さらに海外にも次々に選手が挑戦。
渋野日向子、畑岡奈紗選手など、海外メジャー大会優勝やアメリカ女子ツアーでの活躍と、人気だけでなく世界の舞台で実力を発揮している。
当然のことながら、時代によりゴルフを取り巻く環境は、刻々と変化している。
昔と違って、趣味は多様化。
徳島県内のゴルフ場や打ちっぱなしは、減少している。年配の方に聞くと若い頃はゴルフブーム。コースの待ち時間もかなりあったそうだ。
競輪や競艇もみんなしていたそうだ。若い人はあまりしなくなった。私の警備している競輪の場外車券売場も年配の方がほとんどである。
もっとも最近はアプリで楽しめるし、
平日の昼間に、公営ギャンブル場に若い人でいっぱいになるのは変ではありますが…
絶対的な大人の社交場『ゴルフ場』
サラリーマンならゴルフをしなければ… 現在はそんな時代ではない。
しかしゴルフが衰退している訳ではない。
国内女子ツアーは隆盛を極め、アメリカなど世界のプロゴルフの賞金額は天文学的数字。高額のツアーは毎週どこかで開催されている。
日本の男子ツアーだけ… ダメになっている。
試合数と賞金額も減少に縮小。どうしてなのか?確かに不思議ではある。
才能ある魅力的な選手もいる。
マスターズを制した松山英樹は世界的なスタープレーヤー。でも松山の主戦場はアメリカ。
近年のスポーツ選手の傾向として、
まずは日本国内で活躍、それを足ががりにすぐアメリカやヨーロッパなど世界に活躍の場を移す。
野球やサッカーがその代表格。
初期の頃は90年代。野茂英雄、三浦知良に中田英寿など、当時は日本人の海外移籍は、大きな話題になっていました。
そして21世紀以降のそれは、
普通のことになっている。でも国内の野球やサッカーが衰退しているなんて感じはしない。
海外移籍した選手が国内に留まれば、
もっと盛り上がるのではないか?とも思うが、むしろ日本選手の海外での活躍が、良い影響を与える感の方が大きい。
それはそれ、別腹なのだ。
野球やサッカーはチームプレイであり、
国内の各地域に深く根付いている。選手目当てのファンも当然いるが、同等かそれ以上に、ファンはチームを応援している。
サッカーはまだ歴史は浅いが、私にしても地元の徳島ボルティスの成績は気になります。
日本選手が海外で活躍すれば、名声はもちろん国内で留まるより破格のサラリーが得られる。
野球ならアメリカのメジャーリーグ、
サッカーならヨーロッパの5大リーグ、そしてゴルフの本場はアメリカのツアー。
同じなのに…
野球やサッカーとは違って…
なぜ?国内の男子ゴルフだけ…
書いているうちに何か閃かないかな
と思っていたのですが… 浮かばない。どうしましょう。何かある気もするけれど…
でも考えてみれば、
90年代の男子ゴルフ隆盛時代と現在の女子ゴルフ全盛期とでの、男女合わせたプロゴルフツアーの賞金総額は多くなっている。
国内のゴルフが衰退している訳ではない。
むしろ逆なのかも… かつ女性で、これほど稼げるプロスポーツは他にはない。
他にはない… か…
… ん?いや… そう?いや…
ので、とりあえずは『問題なし』
という結論にしたいと思います。でもそのうちに何か浮かべば… 書いてみたいな。
兎にも角にも、国内男子ゴルフ!頑張れ!
❤️🩹… だけなら気合が違う?
💝そりゃ~盛り上がるか!
💖むしろ自然なことかも…
WBCは書かなきゃ!
2023年5月9日記載
第5回WBCで日本優勝!
おそらく現在世界一の野球選手だろう大谷翔平の活躍に、私も興奮せざるを得ませんでした。
しかし当初はWBCは別に… という感じ。
昨年末に開催のサッカーW杯は、オリンピックと並んで最高峰の世界大会。それに比べれば…
野球が盛んな地域は限定的。
アメリカと日本の周辺。ヨーロッパやその他地域ではまだまだである。
さらにメジャリーグには、WBCには出場しないしたくない選手もいる。サッカーやラグビーのW杯に出たくない選手などいない。
またサッカーやラグビーと比べて、
野球は一試合で勝負を決めるにはしっくりこない感がある。野球の勝敗は、その日の投手の出来への比重が大きいからである。
開催場所は日本とアメリカに限られている。
今回は台湾もあったが、アメリカや予選限定だが日本の有利感は否めない。ホームだもの…
… とかイマイチ感満載の否定節。でも…
惹き込まれたし… おもしろかったな。
名将栗山監督の存在や采配に、選手関係など様々な背景。ダルビッシュ有の存在感。吉田正尚の大活躍に、大ブレイクのヌードバー。不調に苦しみ最後に結果を残した三冠王村上宗隆。
準決勝のメキシコ戦のサヨナラ二塁打。
日本のエース山本由伸、規格外を世界にアピールしたロッテ佐々木朗希。巨人の岡本和真や西武の山川穂高にソフトバンクの近藤健介など…
*書いた後にあの不祥事… 残念。23年5月19日
他にもいるけれど… やっぱり、
大谷翔平でしょう!投打で大車輪の活躍。
決勝戦前の選手への声掛け。優勝を決めたアメリカの主将マイク・トラウトとの対決。
まさしく鳥肌モンの瞬間でした…
う〜ん….つまんないですね。
理由は分かっています。
そうです。大谷翔平という希代のスーパースターの存在がそうさせている。
どう書こうとも、どうにもならない。
おそらく世界一の野球選手ではない。現在世界最高のアスリートだと私は思う。
日本人だから… 野球だから…
そんなレベルじゃない。マラドーナの大会と言われたメキシコW杯が脳裏に浮かぶ。
投手として打者として超一流。
比べられるは、かのベーブ・ルースただ一人。そして今まさに全盛期の只中にある。
どう書こうとも、お手上げである。
終わって間もないこともあるが、あのイチローでも正直霞んでみえてしまう。
匹敵するアスリートで思い浮かぶは、
リオネル・メッシに、ウサイン・ボルト、タイガー・ウッズに、マイケル・ジョーダン、カール・ルイスに、マイク・タイソン…
その光り輝くプレイに、そのカリスマ性に、
そのスポーツにあまり興味のない人でも、一瞬で虜にしてしまうスーパースターたち。
そこにはどんな言葉も当てはまらない。
第5回WBCで日本優勝!MVPは世界の二刀流大谷翔平!に対する感想はただの一言。
ホント… いいモノみたな… である。
ボーリング人気復活!
2023年1月30日記載
ボーリング人気復活!と題して、
ボーリングがブームになったのは、昭和40年代のこと。私の生まれる前です。
スター選手は中山律子さん。
『さわやか律子さん』の愛称で、抜群の美貌と人気を誇り、社会現象になりました。
さて現在は… というと、女性プロを中心にある程度の社会的認知度はあるものの、盛り上がりには欠けているという状況。
ボーリング自体の衰退。
レジャーの多様化やボーリング場の施設の老朽化などが原因だと云われています。
私の近所にあったボーリング場も、利用者の減少により、数年前に取り壊されてスーパーマーケットに変わりました。
新聞の記事にもなったっけ…
高校生の頃はよくプレイしていました。取り壊されている様子を見ての寂しい気持ち。今でも時々思い出します。
サザンの桑田佳祐さんはボーリング好き。
かつプロ級の腕前。それだけでなく『レッツゴーボーリング』という曲を出したり『KUWATACAP』というボーリング大会を開催したりと、ボーリングを盛り上げています。
そこまでではないが、私も何か…
ボーリングという『スポーツ』を盛り上げられないか?と思いました。
半分は暇つぶし。
何かスポーツの話ないかなという… だけ?
でも子供の頃から当たり前のようにあった、近くのボーリング場がなくなった寂しさ。そしてゴルフ以上に選手生命の長いかもしれないスポーツとしての優れた点。
書いているうちに、何か良いアイデアが浮かぶかもしれないと書き始めてみました。
… と期待はしていたが、簡単にはね…
今回は書く前に一応考えたことを紹介して終わりますか!では一応ですが…
ボーリングの最高得点は300点。
三角形に並んだ10本のピンを、全て倒すとストライク。それを12回連続すればパーフェクト。つまり300点となります。
ちなみに私の最高得点は227点。
確か6連続ストライクがあったような記憶があります。よく行っていた頃のアベレージは140点くらい。まあまあです。
そんな私にとって、パーフェクトの300点なんて、夢のまた夢の話。でもプロでパーフェクトを経験していない人なんていません。アマチュアでも上手い人なら経験しています。
記憶が定かではありませんが…
確かアメリカのプロが、公式戦で3ゲーム連続でパーフェクトを達成したなんて、何かの記事で読んだ覚えもあります。
ボーリングでパーフェクトはすごい。
でもプロレベルでは珍しくない。そしてボーリングではパーフェクト以上はない。
ゴルフに例えると、ホールインワンかミドルホールでイーグルを達成する感じでしょうか?すごい!でも珍しくはありません。
ゴルフの場合、アマチュアが楽しむコースとプロの公式戦では、距離が長いなどコースの難しさが全く違います。
でもボーリングは、プロの公式戦でも普通のボーリング場で開催される。ゴルフのように、難度を変えることはできません。
アマチュアが楽しむ普通のコースで、プロの公式戦が行われている。ここら辺かな。もちろんスコアはまるで違う。でもここら辺でしょう。
例えば距離を長くして、ボーリング場でプロの公式戦用のレーンを作るなんて非現実的。レーンを変えることはできない。
ではピンの数を増やしたらどうか?
これも設備投資が必要だから非現実的。もしあればしてみたいとは思います。
ならば逆にピンを減らしたらどうか?
ボーリングは10本のピンを倒すことが基本。投球回数は2回まで。一度で全て倒せばストライク。二度目でならスペアなど…
それが10回、10フレームあり、最終フレームは3回まで投球できる…
… あ〜面倒くさい。ボーリングのルールや用語なんて知ってますよね。
最初からピンが少ないフレームを作る。
例えばスプリット。
両端に2本づつとか斜めに4本、ヘッドピンとテンピンの2本だけとか…
他には、ヘッドピンなし。右側はテンピンのみとか… その逆とか…
たまにプロボーラーがテレビの企画でする曲芸的なアレですよアレ。10種類くらいスプリットがあって、どれだけクリアできるか!なんてやつです。
それを実際のプロの試合に取り入れる。
フレーム数を増やして、最高得点を500点くらいに設定。チャレンジは選手が選べる。難易度が高いと高得点とか…
10本のピンを倒すだけという単調さがなくなり、ゲーム性がアップする。難易度も上がる。それもいくらでも上げられる。
簡単にパーフェクト達成なんて無理。設備投資もさほどかからないのではないか?
普通のボーリング場にて、
ゴルフのように、プロ仕様の設定が可能になるという訳です。
ただし欠点もあります。
やっぱり分かりづらい。また設定が自由過ぎて収拾がつかなくなるかも… 下手をすれば、ただの見せ物になってしまう。
私が一応… と言ったのはこの点です。
プロの試合となれば、高額の賞金が出なければ意味がない。実行するにはスポンサーを納得させるだけの魅力が必要。少なくとも設定に理論的根拠も不可欠になる。
いくら考えても、簡単にはいかない。
でも一つだけ。自由にピンの配置を変えれる機能。タッチパネルで簡単にできれば、ボーリングを楽しむには魅力的である。
ボーリングの利用者を増やす目的で、実現するのもあり?かもしれません。
モンスター井上尚弥
2023年1月1日記載
モンスター井上尚弥。
現在史上初バンタム級4団体統一王者。
戦績は24戦全勝21KO。日本人初のPFP1位。日本史上最高のボクサーである云々と私が言うまでもない。今や世界中のボクシングファンの共通の認識となっている。
去年の年末のバンタム級4団体統一戦。
井上選手がどれほど強いのかを世界中に見せつけた試合となった。
対戦相手のポール・バトラーは何もできなかった。攻撃せずに守るのみ。井上選手の挑発にも何もしない。殴られ続けて11Rにダウン。サンドバック状態に終始した。
さすがにそこまでではない。
でもイメージとして試合後の感想として、それ以外思い浮かばない。
世界戦の大舞台でこの圧勝劇。
こんなことができるのは全盛期のマイク・タイソンくらいでしょうか?
ボクサーは対戦相手を殴るのが仕事。
当然相手も殴ってくる。試合に勝つには殴られる以上に殴ればいい。でも殴られると痛い。痛いから殴られたくない。
相手のパンチはとてつもなく痛い。
殴らないと勝てないから殴りたいが、井上選手のパンチは的確で、手数もある上にパワーもとんでもない。守るしかない。
ボクサーである以前の常識。
一般人だった頃の、ごく普通の感覚が蘇ってくる。殴られるのは痛いから嫌だ。できるだけ殴られないようにして、とにかく早く試合が終わらないかな。
バトラーはなぜこんなファイトをしてしまったのか?内容を加味して、バトラーの心理を想像してみました。もちろん分かりません。
世界王者を相手に、桁外れの強さを示した井上尚弥。確かにちょい前PFP1位の実力。
次の舞台スーパーバンタム級で、井上尚弥はどんなファイトを魅せるのだろうか?
どこまでいくのか?限界はあるのか?ファイトマネーはいくらまで上がるのか?歴代の名チャンプと比べてどうか?
現実を突き抜けて、漫画『はじめの一歩』の世界にまで足を踏み入れるのか?
もちろん『モンスター』でも負けることがあるかもしれないが、今は黙殺したい。
期待しかしない。ボクシングファンとして、ワクワクの一言である。できれば1年で3試合見てみたい。
*試合毎に書き足す予定
永久保存のW杯決勝戦
2022年12月24日記載
カタールW杯決勝戦。
アルゼンチン vs フランス
観ました?私も観ました。大勢の人同様の感想です。ものすごい試合。間違いなく永く語り継がれることになるでしょう。
誰に聞いても誰が書いても、同じような内容になることは分かっています。でも書かないという選択肢はありません。
今現在最も有名なサッカー選手リオメル・メッシとフランスの怪物キリアン・エムバペのスーパースターの共演。
期待に… いや期待以上の試合。
そして結果。私の個人的感想としてやはりW杯は南米のチームが勝つと盛り上がる。
スコアは3―3(PK4―2)
今回のW杯は近年になく点が入り、かつゴールキーパーも活躍。決勝戦もそれを象徴する試合でした。
もちろんアフリカ初の四強モロッコや3位のクロアチアなど、堅守や粘りのチームも活躍と盛り沢山のW杯という印象。
おっと忘れてはいけない。
日本代表の大活躍。ドイツとスペインに勝つとは… 正直予想外だけど驚くだけではない。ドーハの悲劇をリアルタイムで知る私としては、日本も強くなったなという感想です。
私の記憶する一番古いW杯は、1990年のイタリア大会。Jリーグもなく、日本のW杯出場など夢のまた夢の頃。
それから30年の月日。
W杯出場は当たり前になり、ベスト8という目標も現実味を帯びてきた。今回もあと一歩まで迫っている状況。もちろん甘くはないでしょうけれど…
… んっ!… 思いついた。書きたくなった。
W杯ベスト8という目標。そしてW杯優勝という夢の話の現実化に、私が気づいたことをここで書いてみたい!でも大勢いるでしょうね。こんな感じの内容なんて…
日本が予選敗退と16強進出の共通点。
ただし初出場の98年フランス大会と02年の日韓大会は除きます。
代表メンバーは期待感がある時は予選敗退。06年のドイツ大会と14年のブラジル大会。期待薄の今回を含めて3大会は16強進出。
これの意味することは…
まだまだ日本はサッカーでは謙虚さが必要だと言うことでしょうか。
さらにもう一つ。
監督が外人だと予選敗退。日本人だと16強進出。日韓大会は除いて、94年アメリカ大会はオフト監督でドーハの悲劇。98年フランス大会は岡田監督で初出場。
こちらが重要のような気がします。
多分監督が日本人だと代表チームに一体感が出るのではないか?と思ったのです。日本人のみで世界と戦うのだ!という。
加えてJリーグの歴史を思う。
あれ?もしや… 日本独自のサッカーが出来つつあるのではないか?アメリカのベースボールが日本で野球になったように…
今回の予選の緒戦。ドイツに勝ったが、内容はイマイチ。守備的でシュートもたまたま決まった感ありのラッキーに見えた。次戦のコスタリカに負けて、やっぱり感。
でも予選最終戦で、あのスペインに勝ってしまった。内容はドイツ戦同様イマイチ。でも同じことが2度もあれば、フロックだったとは説明できない。
まとめると、
日本人監督の元で、代表チームに一体感が生まれ、W杯という最高の舞台で、厳しく懸命な試合の中で、Jリーグの歴史が育んできた、日本独自のサッカーの形が出てきたのではないか?ということです。
つまりサッカーが蹴球に変化している。
予選のあの3試合。なぜ勝ったのか?なぜ負けたのか?ぜひ分析してほしい。そしてサッカーではない蹴球を見つけて育くめば…
もしかしたら私の生きている間に、日本のW杯優勝が実現するかも… なんて思いました。夢のような話ではありますが…
… おっと!決勝戦のことを書かなければ。
とにかくすごい試合でした。前半戦はアルゼンチンが攻勢。メッシも含めた世界基準のパス回しの速攻からのディ・マリアの2点目。後半戦途中からはフランスが盛り返す。PKで一点差とした直後のエムバペの同点ボレーシュート。後半終了まで続いたフランスの攻めにアルゼンチンの守り。延長戦でのメッシの勝ち越しゴールとスタジアムの盛り上がり。でも決着はつかず。エムバペのPKでフランスが再び同点に追いつく。もう訳がわからない。
この決勝戦の結末がどうなるものか?PK戦という道がある。行けばわかるさ!行くぞー!
サッカーファンで良かった。サッカーとは素晴らしいスポーツである。
*どうでもいいが、高校の時半年間サッカー部にいたことがあります。一度だけ試合に出て何もできず足をつっての途中交代。
私が思うサッカー選手のすごさとは、90分間試合に出ることだと思っています。
イニエスタに会う
2022年11月13日記載
イニエスタに会ったことがあります。
そのことを書いてみたいと思います。キーワードは『神対応』です。
場所はポカリスエットスタジアム。
徳島ボルティスホームグラウンド。派遣の単発のバイトをしていました。
観客席と選手や報道関係のいるフロアは、スタジアムの最上部で繋がっています。そのため観客が関係者のフロアに入らないように、立っているという仕事。
メインスタンド側の最上部。
仕事です。でも特等席でもある。仕事をしながらです。試合も目には入ります。
去年の春、当時徳島ボルティスはJ1。
対戦相手はヴィッセル神戸。徳島は久しぶりのJ1の舞台。観客も多く、試合前からスタジアムは活気がありました。
イニエスタはヴィッセル神戸所属。
長らく名門バルセロナで活躍した元スペイン代表。サッカーにそれほど詳しくない私でも知っている世界的名手。
でも当時イニエスタは怪我で離脱中。
試合には出られないだろうから残念だなと思っていました。
さて仕事の経過として。
試合開始2時間半前から配置に付く。観客が入場できるのがこの時間である。仕事開始時グラウンドでは小学生がミニゲームをしている。でも当時はコロナ禍で中止されていた。
1時間前に選手がスタジアムに到着した頃から場内に音楽が鳴り始める。30分前から選手の練習が始まる。スタジアム内は、徐々にそして急激に盛り上がっていく。
そんな時である。
関係者フロアにあるエレベータから選手たちが出てきて、私の立ち位置のすぐ側にある控えの選手たち用の部屋に入っていく。
すぐ出てきて観客席の通路を使い、グラウンドに下りていく。ベンチ入りできない選手は、雑用もしている。プロは厳しい世界である。
*詳細はよくわからない。ベンチ外の選手たちは、試合はその部屋で観戦しているようで、試合前やハーフタイムになると、部屋から出て下に降りていきます。
遅れてエレベータから選手が出てきた。
外国人選手で通訳らしき人と2人でその部屋に歩いてくる。見たことある。
あれ!もしや… そう!その選手こそあの世界的名手イニエスタだったのである。
ここで記憶を辿ってみる。
実はあまり覚えていない。イニエスタが通訳っぽい人とエレベータから出てくる。部屋の前でしばしの会話。
そして通訳っぽい人は何処かへ行き、なぜかイニエスタが一人、その部屋の前に残るという状況になりました。
その少し前、部屋の前で二人が話していた時に私は気付く。あれ?もしかしたら… イニエスタかな?私は凝視する。距離は僅かに5m。確信する。間違いないイニエスタだ。
何年振りの興奮。あれはいつだったか?
… そうそう若貴ブームの頃に、巡業で見た横綱曙のあまりのデカさに驚いて以来か。
あの時はただ見てただけ。曙は私などに気付いていない。今回は私とイニエスタ以外誰もいない。1対1である。
イニエスタだ… スゲー…
突然のラッキーに仕事を忘れて、目を見開き見続ける私。そしてイニエスタも私に気付いてしまった。… あれ?体が… 動かない。
私を意識して微笑むイニエスタ。
あのメッシとバルセロナでプレイ。W杯南アフリカ大会スペイン初優勝の立役者。そのイニエスタが私だけを意識している。
私に正対し、腕を組み足を広げたポーズをとるイニエスタ。まさに神対応のファンサービス。嬉しすぎて硬直し上を見て笑ってしまう私。
どうしたらいいのかわからない。
普通なら握手を求めたり、写メを撮ったりするのかな?わからない。だって見れただけで満足なのだから…
どうしよう… そうだ!私は仕事中。
スーツ姿でスタッフ用名札を首に下げている。握手を求めたりしたいけれど、仕事中だからできませんと誤魔化すしかない。
私は前を向く。そして笑顔を隠す。
私は仕事中だとアピールする。誰に?サッカー界の世界的名手イニエスタに… なぜ?照れるし恥ずかしいから…
でもチラッと見てしまう。
イニエスタはポーズをとったまま。また笑顔になってしまう私。前を向き笑顔を隠す。
どうしようどうしよう…
と思っていると通訳っぽい人が来て、その状況は解除する。何やら会話の後、2人はエレベータにて下に降りていきました。
イニエスタの後ろ姿を今でも覚えている。
大柄ではない。私とさほど変わらない。でも鍛え上げられたしなやかな足など。先入観もあるけれど超一流のオーラがありました。
それだけの話です。
でも有名人を『見た』ことは何度かありますが『会った』ことは初めてでした。
キーワードは『神対応』
間違いなく『イニエスタに会った』と今でも私は思っています。別にいいでしょ!
フロイド・メイウェザー
2022年9月30日記載
⭐ブログで8回に分けて書いたのを編集してまとめてみました。
フロイド・メイウェザーJr
50戦50勝27KO パーフェクトな成績 ついに負けることなく引退した元世界5階級制覇のボクシング界のスーパースターである。
そのボクシングスタイルは批判されることが多い。一番の武器は超絶技巧のディフェンス。相手の攻撃を無力化して何もさせない。そして無理にKOは狙わずに勝つ。
解説付きならば、とてつもなく凄いことがわかる。でも結果として判定勝ちが多い。試合中に派手なパフォーマンスもあまりしない。退屈な試合だと批判されるのである。
さらに金の亡者の異名に、試合前はヤな感じの挑発や、試合条件を有利にするべくの駆引きなど… そこまでする?
最近YouTubeでメイウェザー試合をよく観ているのですが、私もそう思います。
でも少し見方を変えて観ていたら、もしかしたら… と思うようになりました。
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
ボクサーのレジェンドとしてモハメド・アリとマイク・タイソンがすぐ浮かびます。
共にボクシングをよく知らない人でも知っているレジェンド。強くて凄いと誰でも分かるボクシングスタイル。試合内容に成績。そして圧倒的なカリスマ性。
『蝶の様に舞い蜂の様に刺す』
ボクシング史上これ以上の名言はない。黒人差別や徴兵拒否。キンシャサの奇跡など… ボクシング界にとどまらないアリのカリスマ性。
私はタイソンの全盛期はリアルタイムで知っていますが、間違いなく史上最強のボクサーでしょう。しかし最凶で最狂でもありました。
もしカス・ダマトが生きていたら… ドン・キングを避けていたら… 私生活をコントロールできていたら… と考えると、逆に現実の方がよかったと思えるくらい。
もしそのタラレバが現実だとしたら、ボクシングという格闘技自体が衰退していたかもしれません。そのくらい凄い!
ではメイウェザーはこの二人に匹敵するボクサーなのだろうか?無敗の5階級制覇。しかし普通に比べれば、認知度やインパクトなどかなり落ちてしまう。
でも見方を少し変えたら、匹敵するボクサーではないか。正確に言うと、将来なるのではないかと思いました。
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
メイウェザーは、スーパーフェザー級で初の世界チャンピオンになる。防衛は8度を記録。そしてライト級、スーパーライト級と階級を上げてタイトルを獲得。3階級制覇となる。
そこまでの戦績は35戦全勝24KO
KO勝利が多く、その階級で留まっていれば、名チャンピオンとしてボクシング史に残ったはずである。
しかしここからのキャリアが、メイウェザーをアリやタイソンに匹敵する伝説のスターに押し上げる。将来そうなるはず…
ウエルター級、スーパーウエルター級に階級を上げて、初の無敗のまま5階級制覇を成し遂げる。でも5階級制覇は結構いる。
井上尚弥と死闘を演じたドネアやデラホーヤ、パッキャオ、ハーンズ、レナードなど中軽量級のスーパーチャンピオンたちだ。
メイウェザーは5階級制覇の後一度引退する。無敗は初。でもインパクト的にボクシングの枠を超えるほどではない。
でも布石があったのだ。ウエルター級以降KO勝ちが極端に減り、判定の試合ばかりになるのである。階級が適正ではなく、パワー不足の露呈したためである。
このマイナスの要因が、メイウェザーをアリやタイソンに匹敵する伝説のスターに押し上げたと私は思います。
将来ですよ… 現在はそこまでの評価を得ているとは言えない。キーワードは…
誰も勝てない。誰にも負けなかった。
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
2年のブランク後復帰。
ここからの10戦が、メイウェザーの伝説のキャリア『誰にも負けない』である。
最終戦以外全てビッグマッチ。パウンドフォーパウンドに名を連ねるマニー・パッキャオやサウル・カネロ・アルバレスとの対戦。
それら対戦は世界的に注目を集めて、ファイトマネーは桁外れの金額になる。
その対戦でメイウェザーは自身のファイトスタイルを完成させる。L字ガードを基本に超絶技巧のディフェンス力。圧倒的なスピード。パンチを当てるテクニック。
相手にボクシングをさせない。打たせないで当てる。確実にポイントを取り、それを12R続けての判定勝利。相手は不完全燃焼で終わる。
何がすごいか?対戦相手は全て超一流。そして世界戦。判定は接戦なのに… ダメージもさほどなのに… そして不完全燃焼なのに…
再戦しても結果は同じと相手に思わせる。判定なのにダメージもさほどなのに思わせる。過去のそして今でもそう。絶対に敵わない強者のイメージとは全くかけ離れている。
でも対戦相手は思うだろう。フロイド・メイウェザーJrは絶対に勝てない強者であると…
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
ボクシングの試合で盛り上がるのは、ダウンシーンそしてKO決着であろう。それに比べて判定は世界戦でもやや欠けるものがある。勝敗を人に委ねるからである。
ダウンやKOは誰が観ても分かる明確さがあるのに対して、判定は専門家でも人により異なるし、地元びいきなどグレーなイメージもある。
もちろん判定決着では試合が盛り上がらないなんてことはない。激闘王八重樫東の試合は感動と興奮を生んだ。辰吉vs薬師寺もそうである。
強い相手にダウンしながらも、なんとか12R戦い続けた試合。両者の実力が拮抗して死力を尽くした試合。判定決着でも盛り上がる。
でもパウンドフォーパウンドクラスでの判定決着は、試合が盛り上がったとしても正直不満が残るものである。
現在のボクシング界で最高のライバル関係にあるサウル・カネロ・アルバレスとゲンナジー・ゴロフキンの試合は凄い試合である。
しかし結果は3回とも判定決着ばかり… やっぱり不満が残ります。井上尚弥vsドネアの第2戦は凄かった…
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
メイウェザーの偉大さとは、ボクシングにおいてやや盛り上がりに欠けることの多い判定決着を盛り上げたことだと思います。
超絶技巧のディフェンス力とスピードで、KOを目指す相手を翻弄。何もさせない。そして歴史上最高と言われる命中率。的確なパンチを当て続けてポイントを奪う。
素人目でもディフェンスでのメイウェザーの動きは凄い。スローで観てみると本当に当たらない。でも攻撃ではなく守備だから…
玄人目にはともかく、普通に観れば単調で盛り上がりに欠ける試合展開。盛り上がるのは相手が攻め込んだ時のみである。
最終ラウンドにて、メイウェザーの逃げ切りが確定すると、やっぱりだめだったか… の空気が会場を包み込む。そんなの盛り上がらない。実際に盛り上がっていない。
判定発表の束の間。結果は分かっている。そんなの盛り上がらない。実際に盛り上がっていない。でも最高に盛り上がっているのである。
やっぱり勝てない。誰にも負けない。
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
KOされたいボクサーは絶対いない。KOしたくないボクサーもいない。負けたいボクサーなどいない。勝ちたいボクサーしかいない。
メイウェザーもKOしたい勝ちたいに決まっている。しかし伝説のキャリアにての年齢は30代半ば。体力的には下り坂。
しかも階級は、ウェルター級やスーパーウェルター級と適正階級ではない。しかも相手は超一流ボクサーばかり。
パワーや攻撃力では互角以下。そこではっきりアドバンテージのあるスピードとパンチの正確性。そして超絶技巧のディフェンス力に磨きをかける。
加えて経験。少しでも自分有利な条件にする駆引きに、相手に対する挑発の旨さ。ニックネーム “マネー”と称して、ファイトマネーを吊上げ世間の注目を集める。
なぜ戦うのかって?金だよ金!
正直でわかりやすくて… そりゃファンは惹きつけられるよ!
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
相手は全てワールドクラス。
相手にペースを握られれば、相手とのビッグパンチが一発でも当たれば負ける。相手にそれらを一度もさせず、でも無理にKOを狙わず、ポイントアウトを目指し確実に勝つ。
その攻防は尋常ではない重圧、凄まじく神経をすり減らすだろう。メイウェザーは最後までそれをやり遂げる。
でも結果は、死闘には見えず豪快でもなく、何ともスカッとしない技術戦。地味で地味な判定決着に終止する。
そういう試合はよく、退屈であり不満であると不評をかい、揶揄され批判の対象になる。モンスター井上尚弥に対する日本初の4階級制覇の井岡一翔がまさにそうだ。
メイウェザーにしても、最初からそうしたかった訳ではない。でもそうなってしまった。その揶揄され批判されるスタイルを、逆に堂々と売りにしたのだ。
それがメイウェザーの偉大さである。
結果つまらない試合を最高に盛り上げる。こんなボクサーはいなかった。
個人的意見として、こういう勝ち方は、普段の生活や仕事にて応用が効くと思いました。
今はそこまでではない。
でも時間を経て、いつしかフロイド・メイウェザーJrがモハメド・アリやマイク・タイソンに匹敵するボクサーだと世界が認める日が来ると私は確信しています。
⭐YouTubeを観ただけで、さもコアなボクシングファン風に書いてます。のであしからず…
⭐よくわからないをいい事にメチャクチャ書いてしまった。もし読む人がたくさんいたら炎上するだろうな…
バンビーノの呪いが解けた訳
2022年4月15日記載
2004年レッドソックスは86年ぶりにワールドシリーズを制し世界一になりました。『バンビーノの呪い』が解けた瞬間です。
1919年にベイブルースが、レッドソックスからヤンキースに、金銭トレードされたことが原因とされ、レッドソックスは1918年から86年間も世界一から遠ざかったのです。
そのバンビーノの呪いが解けた訳。
当時思いついて、ずっと頭の中にしまっておいたこと書いてみたいと思います。
結論から言うと、当時ヤンキースで活躍していた松井秀喜。彼がバンビーノの呪いを解いた張本人だと私は思いました。
その年のアリーグチャンピオンシップ。
2年連続でヤンキースとレッドソックスの組み合わせ。前年は最終第7戦で、レッドソックスの大エース、ペドロ・マルティネスを打ち崩してヤンキースの劇的逆転勝利。
同点のホームインで、飛び跳ねて喜びを爆発させた松井が印象的でした。
2004年シリーズは、松井の大活躍でヤンキースの3連勝。レギュラーシーズンから主に5番打者の松井を、ジョー・トーリ監督は第4戦から4番打者にしました。
皮肉にもこのことが、バンビーノの呪いが解けた原因だと私は思ったのです。
バンビーノの呪いは、ベーブ・ルースに関すること。ベーブ・ルースはメジャーリーグの伝説的ホームランバッター。生粋のメジャーリーガーならベーブ・ルースは特別な存在である。
ところが松井秀喜は、日本生まれの野球出身である。もちろん松井にとっても、ベーブ・ルースは特別な存在でしょう。
だけど野球出身の松井にとって、伝説的ホームランバッターと言えば王貞治。ジョー・ディマジオより長嶋茂雄。サイヤング賞より沢村賞の方がピンとくるはず。
メジャーリーグ屈指の好カードであるヤンキース対レッドソックス戦。しかも2年連続でのリーグチャンピオンシップの舞台。
その対戦で野球出身である松井秀喜が、
ヤンキースの主役になったために、皮肉にも『メジャーリーグ』の『バンビーノの呪い』が解けてしまったのではないか?という訳です。
松井が4番打者になった第4戦から、
レッドソックスは4連勝で大逆転のリーグ優勝。ワールドシリーズも4連勝で制して、86年ぶりの世界一になりました。
もしそうなら…
と言っても、証明なんてできませんが、おもしろいし、改めて松井秀喜は偉大なる野球選手なのだと思ったという話でした。
*敬称略